Filloutは、フォームを作って回答を集めるだけでなく、その回答をデータベースや承認作業へつなげられるフォーム作成ツールです。複数ページのフォームや条件に応じて質問を変えるフォームも作れるため、問い合わせ受付、申請、申し込みなど、回答後の処理がある業務に向いています。
選ぶときは、作成できるフォームの種類だけで判断せず、月間の回答数、回答の保存先、回答後に必要な作業まで確認することが大切です。ここでは、Filloutでできることと料金の見方、導入前の注意点を順に整理します。
Filloutでは、複数ページ、条件分岐、入力済み回答の差し込み、計算を組み合わせてフォームを作れます。
条件分岐とは、回答内容に応じて次に表示する質問を変える仕組みです。たとえば、申し込み内容によって追加の確認項目を表示したり、該当しない質問を飛ばしたりできます。回答の差し込みを使えば、前の設問で入力された内容を後の画面に表示することも可能です。
計算を組み合わせられるため、単純な連絡先の収集だけでなく、入力内容から金額や数量を算出するようなフォームにも使えます。質問数が多い場合はページを分けられるので、回答者に一度にすべての項目を見せずに進めてもらえます。
Filloutの特徴は、集めた回答をその後の仕事へつなげやすいことです。Airtableなどのデータベースへ直接同期できるほか、REST APIも利用できます。REST APIは、別のシステムからFilloutのデータを扱うための接続方法です。
たとえば、申し込み内容を受け取った後に担当者が別の表へ転記する代わりに、回答をデータベースへ送る流れを作れます。フォーム内のワークフローでは、承認や担当者へのタスク割り当ても扱えます。受付後に確認や対応が続く業務では、フォーム作成機能だけでなく、この回答後の流れが用途に合うかを見ると判断しやすくなります。
Filloutはフォーム内の決済に対応しています。Fillout側の手数料は0ですが、利用する決済事業者の手数料は別に確認が必要です。
参加費の支払いを伴う申し込みなど、入力と決済を同じ流れにまとめたい場合に利用できます。費用を見積もる際は、Filloutの利用料だけでなく、決済事業者へ支払う手数料も含めて考えます。
Filloutを業務で使うなら、回答を集められるかだけでなく、どこへ保存し、誰が次の処理をするのかまで決めておくと運用が安定します。
回答をAirtableなどへ同期する場合は、現在使っているデータベースへつなげられるかを確認します。独自のシステムと連携する場合は、REST APIを使うための準備や担当者が必要かも検討します。連携を使わずFillout内で管理する場合も、月間の回答数と回答の扱いが契約するプランに収まるかを確認しておきます。
セキュリティ面では、SOC 2、暗号化、米国またはEUでのホスティングに関する情報を確認できます。ただし、EUでのホスティングには申請条件があります。組織のデータ保管ルールがある場合は、表示上の対応有無だけでなく、自社の条件で利用できるかまで確認が必要です。
無料のFreeプランは0 USDで、月1,000回答まで利用できます。無料で試す場合も、フォームの数だけでなく、毎月どのくらい回答が届くかを見積もることが重要です。
有料プランを検討するときは、表示される月額換算だけでなく、年払いの総額も一緒に確認します。Filloutはワークスペースのプランを基準に料金を確認するため、回答数と必要な機能を整理してから、利用するワークスペースに合うプランを選びます。
回答上限を超えても収集は続きます。そのため、上限に近づいたときに追加分を購入するのか、上位プランへ変更するのかを事前に決めておくと、回答が増えた月にも対応しやすくなります。
注意
料金は2026年7月26日時点のGLOBAL向け参照情報です。日本市場固有の公開料金は確認できていません。契約前に、対象地域の料金、年払い総額、回答超過時の購入条件を公式画面で確認してください。
Filloutでは、ワークフロー数、ファイルサイズ、独自ドメイン、複数言語対応などにプラン差があります。無料枠の回答数だけで選ぶと、必要な運用機能が含まれていない場合があります。
日本語のフォームは作成できます。ただし、1つのフォームを複数言語で扱う機能はBusiness以上です。日本語だけで運用するのか、同じフォームを複数言語で案内するのかによって、必要なプランが変わります。
ファイルを受け取るフォームを作る場合は、扱いたいファイルの大きさを確認します。自社のURLでフォームを公開したい場合は、独自ドメインが必要かも判断します。承認を含む業務に使う場合は、想定するワークフロー数がプランの範囲に収まるかを確かめます。
Filloutは、フォーム回答を受け取った後に、データベースへの保存や承認などの処理へつなげたい場合に候補になります。条件分岐や計算を使って、回答内容に応じたフォームを作りたい場合にも検討しやすいツールです。
一方、導入判断では、フォームを作れるかだけを見ないことが大切です。月間回答数、保存先、回答後の処理、必要な公開方法を先に整理すると、無料枠で始められるのか、有料プランの機能が必要なのかを分けられます。
決済を使う場合は決済事業者の手数料、複数言語で使う場合はBusiness以上という条件も費用に影響します。自社の運用を具体的に当てはめてからプランを選ぶと、導入後の不足を避けやすくなります。
Q.無料で使える?
A.Freeプランは0 USDで、月1,000回答まで利用できます。必要な機能が無料枠に含まれるかも合わせて確認してください。
Q.回答上限を超えたら収集が止まる?
A.上限を超えても回答の収集は続きます。超過後は、追加分の購入や上位プランへの変更を検討します。
Q.日本語のフォームを作れる?
A.日本語のフォームは作成できます。1つのフォームを複数言語で扱う機能はBusiness以上です。
確認日: 2026-07-26(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)
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