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Zoho Surveyとは?できることや料金、注意点を解説

読む目安 約4分 更新日 2026-07-26 Zoho Survey

Zoho Surveyは、アンケートの作成から回答の収集、集計、分析までをオンラインで進められるツールです。一般的なアンケートに加え、顧客や従業員からの意見収集、条件を指定して回答者を集める調査にも対応します。

特徴は、質問を並べるだけでなく、回答に応じた分岐や質問順の入れ替え、回答数の調整などを使って調査を設計できることです。一方で、料金は契約期間だけで決まるわけではありません。必要な回答数や利用者数、追加回答の扱いまで確認して選ぶ必要があります。

Zoho Surveyでできること

回答内容に合わせてアンケートを組み立てる

質問形式は30種類以上あり、回答に応じて次の質問を変えるロジック、質問や選択肢のランダム表示、割り当てた回答数に達したら受け付けを調整するクォータ、回答へのスコア付けを利用できます。

たとえば、利用経験がある人だけに詳しい質問を表示したり、特定の属性に回答が偏りすぎないように受け付け数を調整したりする設計が考えられます。簡単な意見収集だけでなく、回答条件を細かく決めたい調査にも使える構成です。

ただし、これらをすべて使う必要はありません。短い満足度アンケートなら質問数を絞り、回答によって質問を変えたい場合だけ分岐を加えるなど、目的に合う設計を選ぶことが大切です。

複数の方法で回答を集める

回答の集め方には、メール、SMS、QRコード、ソーシャルメディア、オフライン、Webサイトへの埋め込みがあります。店頭ではQRコード、Webサービス内ではページへの埋め込みというように、回答してもらう場面に合わせて配布方法を変えられます。

回答者を特定しない方式と、個別のアクセスを使う方式も選べます。不特定多数から広く回答を募るのか、招待した相手ごとに回答を管理するのかを先に決めておくと、必要な配布方法を選びやすくなります。

回答を集計し、詳しく確認する

集まった回答は、全体の概要、回答者ごとの内容、項目を組み合わせたクロス集計、時系列の傾向といった複数の見方で確認できます。複数形式での書き出しにも対応しているため、Zoho Survey上で状況を確認したうえで、必要なデータを外部へ渡す運用も検討できます。

単に回答を保存するだけでよいのか、属性別の違いや時間による変化まで見たいのかで、必要な分析方法は変わります。導入前に、最終的にどの単位で結果を確認したいかを決めておくとよいでしょう。

条件に合う回答者を集める

自分で回答者を集める方法に加え、Research Panelsを利用して、属性条件を指定した回答を購入する方法があります。費用は調査条件に応じて見積もられます。

この方法を使う場合は、通常の利用料金とは別に考える必要があります。対象者の条件、必要な回答数、回答品質を確認する手続きまで含めて確認しましょう。

アンケート前後の作業をつなぐ

Zohoの各製品との連携に加え、自動化機能、招待に使うAPI、回答を別の仕組みへ通知するWebhookが用意されています。APIやWebhookは、ほかのシステムから招待を送ったり、回答後の処理につなげたりするための仕組みです。

既存の業務とつなぎたい場合は、「連携できるか」だけで判断せず、招待、回答後の通知、データの受け渡しのうち、どの工程をつなぎたいのかを整理して確認する必要があります。

料金は回答枠と利用者数まで確認する

料金契約には月次と年次があり、プランによって回答枠、利用できる機能、利用者数が異なります。料金を比べるときは、表示された契約額だけでなく、予定する回答数が枠に収まるか、アンケートを作成・管理する人が何人いるか、枠を超えた回答をどう扱うかを分けて確認しましょう。

日本語での提供は確認されています。一方、日本向けの契約では、円建ての価格や日本のデータセンターで利用できる機能を購入時に確認する必要があります。

注意

料金と地域別の提供条件は2026年7月26日時点の確認内容です。日本向けの公式ページでは公開された料金額を確認できなかったため、契約前に日本向けの価格、回答枠、利用者数、追加回答の条件を確認してください。

導入前に注意したい点

重複回答の制限には範囲がある

重複回答を抑える機能はありますが、IPアドレスやCookieを使う方式には限界があります。同じ端末や通信環境を複数人で使う場合など、設定だけですべての重複を防げるとは限りません。

結果の正確さが重要な調査では、重複制限を有効にするだけで終わらせず、回答の集め方や確認方法も一緒に決めておく必要があります。Research Panelsを使う場合も、回答品質を確認・調整する条件を事前に確認しましょう。

回答者の特定方法と個人情報の扱いを分けて決める

アンケートへのアクセス制御と、個人を特定できる情報を収集する設定は別の確認事項です。誰でも回答できるようにするのか、招待した人だけに限定するのかを決めたうえで、氏名や連絡先などを本当に集める必要があるかを判断します。

また、個別アンケートで設定できる範囲と、組織全体で求める法令・監査対応は分けて確認する必要があります。組織独自の要件がある場合は、製品全体の対応範囲を契約前に照合しましょう。

確認しておきたいこと

予定する月間または年間の回答数は、選ぶプランの回答枠に収まりますか。
回答を匿名で集めますか。それとも、招待した相手ごとに管理する必要がありますか。
結果は全体集計だけで足りますか。属性別の集計、時系列の確認、外部への書き出しも必要ですか。

Zoho Surveyが候補になるケース

Zoho Surveyは、回答内容に応じた分岐や質問順の調整を行い、複数の方法で回答を集めたい場合に検討しやすいツールです。集計後にクロス集計や傾向の確認を行いたい場合や、自前で回答者を集める方法に加えて条件付きの回答者募集も検討したい場合にも候補になります。

一方、選ぶ際は機能の多さだけで決めず、必要な回答枠、管理する人数、回答者の特定方法を先に確定することが重要です。日本向けの料金や提供機能、回答品質に関する条件も、実際の契約と調査方法に合わせて確認しましょう。

よくある質問

Q.アンケート結果を細かく分析できる?

A.全体の概要、回答者ごとの内容、クロス集計、時系列の傾向を確認できます。必要な形式での書き出しにも対応しています。どの分析方法が必要かは、回答を集める前に決めておくと運用しやすくなります。

Q.自分で回答者を集められなくても調査できる?

A.Research Panelsを使い、属性条件を指定して回答を購入する方法があります。費用は調査条件に応じた見積もりになるため、対象者、回答数、品質確認の扱いを事前に確認してください。

Q.日本語で利用できる?

A.日本語での提供は確認されています。ただし、日本向けの円建て価格や日本のデータセンターで利用できる機能は、購入時に確認が必要です。

まとめ

Zoho Surveyは、質問の作成、複数経路での回答収集、集計と分析をひとつの流れで進められるアンケートツールです。分岐、ランダム表示、クォータ、スコアリングを使った設計や、条件を指定した回答者募集にも対応します。

導入判断では、何を質問できるかだけでなく、回答をどう集め、誰が管理し、どの単位で分析するかまで具体化しましょう。そのうえで、必要な回答枠と利用者数、日本向けの料金・提供条件を確認すると、自分の用途に合うか判断しやすくなります。

出典

確認日: 2026-07-26(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

Zoho Survey