公式情報ベース

Typeform・Tallyの違いを比較!用途と機能で選ぶ

読む目安 約5分 更新日 2026-07-26 Typeform Tally

TypeformとTallyは、どちらもフォームやアンケートを作成し、URL共有やWebサイトへの埋め込みで回答を集められるサービスです。ただし、フォームの組み立て方、無料枠の考え方、回答上限に達したときの扱いには違いがあります。

先に見たいのは、月額だけではありません。どのような回答体験を作りたいか、月に何件ほど回答を集めるか、回答後にどこへデータを渡すかまで含めると選びやすくなります。

結論を先に

回答内容に応じて質問の進み方や結果を変えたい場合はTypeform、文書のようにフォームを組み立て、無料枠から回答数を固定上限なしで集めたい場合はTallyが候補です。後者も継続的な大規模利用ではfair useに基づく確認があるため、完全な無条件ではありません。

Typeform

こんな人に

質問形式、分岐、計算を組み合わせ、月間回答枠とユーザー数を見ながら運用する

Tally

こんな人に

文書型の編集画面で作成し、fair useの範囲でフォーム数と回答数に固定上限のないFreeから始める

主な違いを比較

比較項目TypeformTally
作成方法AI作成、質問形式、分岐、計算を組み合わせる文書型の編集画面で、AI作成、ブロック、分岐、計算を組み合わせる
配布共有URL、埋め込み共有URL、3種類の埋め込み
回答の確認Resultsで確認し、CSVまたはXLSXへ出力ダッシュボードまたはGoogle Sheetsで確認
無料枠の回答数月10回答fair useの範囲で固定件数の上限なし
上限・運用上の注意回答上限に達するとフォームが非公開になり、回答を削除しても当月の枠は戻らない継続的な大規模利用はfair useに基づく確認の対象になる

共通して分岐や計算を使えるため、機能名の有無だけでは決めにくい比較です。違いが出やすいのは、作成画面の考え方と、回答をどの枠で集めるかです。

作り方と回答の流れで選ぶ

Typeformは回答内容に合わせた進行を組み立てる

Typeformでは、質問形式、分岐、計算を組み合わせ、回答者によって進む質問や表示する結果を変えられます。たとえば、申込内容に応じて次の質問を分けるフォームや、回答を計算して結果を出すフォームを作りたいときに検討できます。

回答は共有URLや埋め込みで集め、Resultsで確認できます。CSVまたはXLSXへの出力にも対応しているため、集めた回答をファイルとして扱いたい場合にも選択肢になります。

Tallyは文書を作る感覚で項目を並べる

Tallyは文書型の編集画面にブロックを配置してフォームを作ります。AI作成、条件分岐、計算も利用できるため、単純な入力欄を並べるだけでなく、回答内容に応じてフォームを変える構成も可能です。

共有URLに加えて3種類の埋め込み方法があり、回答はダッシュボードやGoogle Sheetsで確認できます。日々の回答をスプレッドシートへつなげて確認したい場合は、この流れを選定時に見ておくとよいでしょう。

回答上限と保存後の扱いを先に確認する

Typeformの標準プランは、アカウントの基本料金に月間回答枠とユーザー数が組み合わさります。上限へ達するとフォームが非公開になります。また、保存済みの回答を削除しても、その月に使用した回答枠は戻りません。公開中の申込フォームなど、途中で受付を止めたくない用途では、想定回答数に余裕を持った枠を選ぶ必要があります。

TallyのFreeは、fair useの範囲でフォーム数と回答数に固定件数の上限を設けていません。一方、継続的な大規模利用は確認の対象になります。「無制限」という表示だけで判断せず、どの程度の回答を継続して集める予定かを考えて選ぶのが安全です。

料金は月額と回答枠を分けて比べる

以下は、2026年7月26日に確認されたGLOBAL参照料金です。日本専用の公開料金ではありません。

項目TypeformTally
課金単位標準プランはアカウント単位の基本料金に、月間回答枠とユーザー数が組み合わさる月払いまたは年払いを選び、IPアドレスによる所在地に応じてUSDまたはEURで表示される
無料の入口Freeは0 USDで、フォーム数は無制限だが月10回答であるFreeは0 USDで、fair useの範囲内ならフォーム数と回答数を無制限とする
チーム向けBusinessの月払い表示は月129 USDで、月10,000回答と5ユーザーを含むProは月29 USDである

注意

料金とプラン条件は2026年7月26日時点です。両製品とも日本市場固有の公開料金は確認できていないため、契約前に表示通貨、請求周期、回答枠、利用人数を公式画面で確認してください。

Typeformは、必要な回答数と利用人数が費用へ結びつきます。Freeの月10回答を超える場合は、有料プランの金額だけでなく、そのプランに含まれる月間回答数とユーザー数を見る必要があります。

TallyはFreeの回答数が固定上限ではなく、Proは月29 USDです。ただし、無料枠にはfair useの条件があります。想定する回答量が継続的に大きい場合は、無料か有料かだけでなく、その利用規模が条件に合うかも確認しましょう。

決済や外部連携が必要なら用途を具体化する

申込と同時に決済を受けたい場合、TypeformはBasic以上でStripeまたはPayPalを利用できます。TallyはStripeによる1回払いに対応し、Tallyによる追加手数料はありません。どちらも決済代行会社の手数料が別にかかり、Typeformでは地域による制限も確認が必要です。

回答後の連携では、TypeformはGoogle Sheets、API、webhookを使って処理やデータ同期を構成できます。Tallyも直接連携、データベース同期、webhook、APIから方法を選べます。連携機能があるかだけでは差を付けにくいため、最終的には「回答をどこへ送り、次に何をするか」を具体的にして比べるとよいでしょう。

ファイルや署名も集めたい場合、Tallyではファイルのアップロードと電子署名を受け取り、署名付き回答をPDFにできます。Typeformには上位プランで署名付きPDFを作る選択肢がありますが、署名のAPI連携や一括出力には制限があります。署名を含む業務では、プランだけでなく必要な出力方法まで確認してください。

用途別の選び方

Typeformが候補になる用途

Typeformは、回答者ごとに質問の順序や結果を変えるフォームを組み立てたい場合に検討しやすい選択肢です。月間回答数を予測でき、利用するユーザー数と合わせてプランを選べる場合にも比較しやすくなります。

一方、上限到達で公開が止まると困る用途では、無料枠や小さい回答枠のまま始めないほうが安全です。受付件数の見込みと、回答が集中する時期を先に見積もりましょう。

Tallyが候補になる用途

Tallyは、文書のように項目を並べてフォームを作り、まずはFreeで複数のフォームや回答収集を試したい場合に検討できます。ファイル、電子署名、1回払いも同じ候補で比較したい場合は、必要な機能をまとめて確認できます。

ただし、Freeの無制限表記にはfair useの条件があります。継続的に大量の回答を集める予定なら、無料枠だけを前提にせず、利用条件と有料プランを確認しておきましょう。

確認しておきたいこと

1か月に集める回答数を見積もり、途中で受付が止まっても問題ないか
フォームを編集する人数と、回答データを渡したいサービスを決めているか
決済、ファイル、署名が必要なら、対応プランと必要な出力方法まで確認したか

よくある質問

Q.無料で回答を集めるならどちら?

A.TypeformのFreeは月10回答です。TallyのFreeはfair useの範囲でフォーム数と回答数を無制限としています。少数回答を前提に試すなら両方が候補ですが、固定件数の上限なしで始めたい場合はTallyを比較しやすいでしょう。

Q.日本語のフォームは作れる?

A.Typeformは日本語の回答画面を作れます。Tallyは既定メッセージの日本語に対応していますが、質問文は自動翻訳されないため、自分で日本語の質問を用意します。

Q.回答をほかのサービスへ送れる?

A.TypeformはGoogle Sheets、API、webhookに対応しています。Tallyも直接連携、データベース同期、webhook、APIを選べます。連携先の名前だけでなく、回答後に自動化したい処理に合う方法があるかを確認してください。

まとめ

TypeformとTallyは、どちらも分岐や計算を使ったフォームを作れます。Typeformは、回答者ごとに進行を変える構成と、月間回答枠・ユーザー数を組み合わせた運用を中心に考える製品です。Tallyは、文書型の編集画面と、fair useの範囲で回答数に固定上限のないFreeを入口にできます。

まず、月間回答数、フォームを編集する人数、決済や署名の必要性を書き出してください。その条件を料金表と回答上限へ当てはめると、自分の用途に合うほうを選びやすくなります。

関連記事

出典

確認日: 2026-07-26(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

Typeform

Tally