公式情報ベース

Microsoft Formsとは?できることや料金、注意点を解説

読む目安 約4分 更新日 2026-07-26 Microsoft Forms

Microsoft Formsは、アンケートやクイズ、投票を作り、回答を集めるためのクラウドサービスです。質問の作成から配布、回答結果の集計までを一つの流れで進められます。

特に確認したいのは、Microsoft 365を中心とした運用との相性です。Excelへの出力だけでなく、Teams、SharePoint、Power Automateを使った回答保存や後続処理も考えられます。一方で、回答者を組織内に限るか外部にも広げるか、何件ほど集めるか、すでにどの契約を利用しているかによって確認点が変わります。

Microsoft Formsでできること

アンケート、クイズ、投票を作る

Microsoft Formsでは、主要な質問形式と分岐を使ってフォームを作れます。分岐とは、回答内容に応じて次に表示する質問を変える仕組みです。たとえば、イベントへの参加可否を尋ねたあと、参加する人にだけ希望時間を聞く、といった流れを組めます。

対象ライセンスがあれば、Copilotを使ってフォームの下書きを作ることもできます。Copilotの利用を前提に選ぶ場合は、現在のMicrosoft 365契約だけで使えるのか、追加のライセンスが必要なのかを分けて確認することが大切です。

複数の方法で配布する

作成したフォームは、URLやQRコード、Outlook、Teams、Webページへの埋め込みで配布できます。回答できる範囲も、組織外を含む人、組織内の人、特定の利用者といった形で選べます。

ただし、回答範囲を変えると、名前の記録、1人1回答、ファイル添付などの扱いも変わります。単に「リンクを送れるか」だけでなく、誰から、どの条件で回答を集めたいのかを先に決めておくと、必要な設定を確認しやすくなります。

1つのフォームを最大11言語で配布することもできます。複数言語で同じ質問を案内したい場合には、フォームを言語ごとに分ける必要があるかも含めて運用を考えられます。

回答の収集と管理

回答結果はMicrosoft Forms内の集計で確認でき、ExcelやCSVへ出して詳しく分析することもできます。フォームを作って結果を見るだけで終わらず、Excel、SharePoint、Teams、Power Automateと組み合わせて、回答の保存やその後の処理につなげる運用も可能です。

ここでは、「回答を受け付けられる数」と「Formsの画面で閲覧・集計できる範囲」を分けて考える必要があります。フォーム数、質問数、回答数には上限があります。また、回答が50,000件を超えると、Forms画面での閲覧や集計機能が制限されます。多くの回答を見込む場合は、集めたデータをどこへ保存し、どの方法で分析するかまで導入前に決めておくとよいでしょう。

Microsoft Formsの料金

法人で利用する場合、Forms単体の価格ではなく、Formsを含むMicrosoft 365の契約として比較します。課金単位は利用者1人ごとです。すでにMicrosoft 365を契約している組織では、現在のプランにFormsが含まれるかを先に確認すると、追加費用の有無を判断しやすくなります。

プラン料金・条件
business-basic日本向けMicrosoft 365 Business Basicは、年払いの1 user月額相当で1,049円と案内され、Formsを含む。表示価格は消費税を含まない。
business-standard-with-copilot-business日本向けのMicrosoft 365 Business StandardとMicrosoft 365 Copilot Businessの組み合わせは、年払いの1 user月額相当で3,523円と案内され、Formsを含む。表示価格は消費税を含まない。
business-premium-with-copilot-business日本向けのMicrosoft 365 Business PremiumとMicrosoft 365 Copilot Businessの組み合わせは、年払いの1 user月額相当で4,797円と案内され、Formsを含む。表示価格は消費税を含まない。

注意

表は2026年7月26日に確認した日本向け料金です。契約前に、対象プラン、支払い条件、税の扱い、Copilotを含む組み合わせの最新情報を確認してください。

料金表の3行は、Formsだけの機能差を示す料金段階ではありません。Business BasicはFormsを含むMicrosoft 365プランで、残りの2行はMicrosoft 365とCopilot Businessを組み合わせた料金です。Formsを使うための契約を選ぶときは、フォーム機能だけでなく、組織で必要なMicrosoft 365全体の範囲と利用人数を合わせて検討します。

どのような用途に合わせやすいか

Microsoft Formsは、アンケート、クイズ、投票を作り、結果をMicrosoft 365内の作業へつなげたい場合に候補になります。たとえば、社内アンケートの結果をExcelで確認したり、回答後の処理をPower Automateへつないだりする流れを考えられます。

一方で、選ぶ前にはフォームを作れるかだけでなく、回答者の範囲とデータの扱いを確認する必要があります。外部共有や名前の記録などは、フォーム作成者の設定だけではなく、Microsoft 365管理者の方針にも影響されます。組織のルールによって希望する設定を使えない可能性があるため、管理者側の設定確認も導入手順に含めます。

また、保存地域、暗号化、法令や基準への対応範囲は、Microsoft 365の利用環境と契約範囲を含めて確認します。個別のフォーム設定だけを見て判断せず、組織全体のデータ管理要件と照らすことが重要です。

導入前に確認しておきたいこと

回答者は組織内だけか、組織外や特定の人も含むか。名前の記録、1人1回答、ファイル添付のどれが必要かも確認します。
想定する回答数をForms画面だけで扱えるか。件数が多い場合は、ExcelやCSVへの出力、SharePointなどへの保存を含めて管理方法を決めます。
現在のMicrosoft 365契約にFormsが含まれるか。Copilotを使いたい場合は、必要なライセンスと利用人数ごとの費用も確認します。

よくある質問

Q.組織外の人にも回答を依頼できる?

A.回答範囲は、組織外を含む人、組織内の人、特定の利用者から選べます。ただし、外部共有はMicrosoft 365管理者の設定にも影響されます。名前の記録や1人1回答、ファイル添付の必要性も合わせて確認してください。

Q.回答結果はExcelに出せる?

A.ExcelやCSVへ出力できます。Forms内の集計で確認するほか、より詳しい分析や別の場所での保存を考える場合に使えます。

Q.法人向けにFormsだけを契約する料金なの?

A.法人利用では、Forms単体の価格ではなく、Formsを含むMicrosoft 365のユーザー単位契約として比較します。すでに利用中のプランに含まれるかを確認してから、追加契約の必要性を判断します。

まとめ

Microsoft Formsは、アンケート、クイズ、投票の作成と回答収集を行い、その結果をExcelやMicrosoft 365内の後続作業へつなげられるサービスです。Microsoft 365を利用している組織では、既存の契約や運用と合わせて検討できます。

導入前には、回答者の範囲、想定回答数、結果の保存・分析方法、現在のMicrosoft 365契約を確認しましょう。この4点が用途に合えば、フォーム作成から回答管理までの流れを具体的に組み立てられます。

関連記事

出典

確認日: 2026-07-26(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

Microsoft Forms