JotformとGoogle Formsは、どちらもフォームやアンケートの作成に使えます。ただし、選ぶときは質問画面だけでなく、回答後に必要な処理まで見ることが大切です。
Jotformは汎用フォームを起点に、決済、承認、電子署名、PDF処理まで組み込みたい場合に合います。Google Formsは、申し込みや登録、アンケートの回答をGoogle Sheetsにつなげ、Google DriveやGoogle Workspaceと一緒に扱いたい場合に合います。
申請後の承認や署名、決済まで一連の流れにしたいならJotformが候補です。Googleの環境内で回答を共有し、Sheetsで集計や後続処理をするならGoogle Formsが候補です。
Jotform
こんな人に
決済、承認、署名を含む業務用フォーム
Google Forms
こんな人に
Google Sheetsで回答を扱い、DriveやWorkspaceと一体で運用
| 比較する点 | Jotform | Google Forms |
|---|---|---|
| 主な使い方 | 汎用フォームに決済、承認、署名、PDF処理を組み込む | アンケート、申し込み、登録、クイズの回答をSheetsへつなぐ |
| 作成機能 | 項目の配置、条件分岐、計算、AI作成 | 複数の質問形式、セクション、入力検証、回答分岐 |
| 回答後の処理 | 管理画面で確認し、Excel、CSV、PDFへ出力。承認や署名も組み込める | Formsの概要表示とグラフで確認し、Sheetsで詳細に扱う。CSV出力もできる |
| 回答量の見方 | 月間の送信数、表示回数、累積保存量などを別々に確認 | 収集数だけでなく、概要表示、個別表示、Sheets同期などの条件を分けて確認 |
| 共有時の条件 | 共有と埋め込みに対応 | リンク共有などに対応。1人1回やファイルアップロードではログイン条件が加わる |
Jotformは、項目を画面上で配置する作成方式に加え、条件分岐や計算を使えます。たとえば、選択内容によって次の質問を変えたり、入力値をもとに金額を計算したりするフォームを構成できます。
さらに、送信後の承認手順と電子署名を、同じ申請処理に組み込めます。決済受け付けにも対応しているため、問い合わせの収集だけでなく、申請から後続処理までまとめたい場合に検討しやすい選択肢です。
Google Formsでも、質問の種類、セクション、入力検証、回答に応じた分岐を設定できます。ただし、分岐の起点にできる質問形式は限られます。決済は標準機能ではないため、決済を必須とする受け付けではJotformとの違いが明確です。
Google Formsの回答は、Forms内の概要表示やグラフで確認できます。回答元のデータはGoogle Sheetsにつなげられるため、表計算で集計したり、Workspace内の他の仕組みに渡したりする運用と相性があります。
一方で、フォームと連携先のSheetは、閲覧や編集の権限を別々に確認する必要があります。回答者に結果の概要を見せるか、回答データを保存したSheetを誰が開けるかは、運用前に決めておきます。
Jotformは、回答を管理画面で確認し、Excel、CSV、PDFに出力できます。Google Sheets中心の運用が必須でなく、フォーム側の承認や署名まで続けたいなら、Jotformの構成を検討しやすくなります。
回答数を1つの数字だけで比べると、実際の運用とずれることがあります。
Jotformは、月間の送信数と累積の保存量を別の上限として見ます。そのほかに、フォーム数、表示回数、ファイル保存量、アップロード量などがあるため、月に集まる予定数だけでプランを決めないようにします。上限到達時の停止条件も運用量に直結します。
Google Formsは、回答の収集、Forms画面での概要表示と個別表示、Sheetsとの同期、CSV出力を分けて確認します。大量の回答を扱う予定があるなら、単に収集できるかだけでなく、必要な画面表示やSheets同期が続けられるかを確認します。
Google Formsはリンクを知っている人への共有などに対応します。ただし、1人1回に制限する場合やファイルアップロードを使う場合は、ログイン条件が加わります。組織のWorkspaceで使うときは、管理者ポリシーによる制限も確認対象です。
Jotformは共有に加え、サイトへの埋め込み方法を選べます。どちらを選ぶ場合も、作成者の画面だけで判断せず、実際の回答者がログインなしで開けるか、必要なファイルを送れるかを試すと判断しやすくなります。
JotformのStarterは無料です。有料プランでも、料金だけでなく、フォーム数、月間送信数、表示回数、保存量、アップロード量、決済件数、署名件数などをまとめて見る必要があります。個人向けプランは1ユーザーが基準のため、複数人での運用はEnterpriseの検討対象になります。
Google Formsは個人で無料利用できます。組織利用の有料契約はForms単体ではなく、Google Workspaceのユーザー単位料金です。そのため、フォームだけの費用として切り出さず、Driveの保存容量やWorkspaceの他機能を含む契約として判断します。
注意
料金情報は2026年7月26日時点です。JotformはGLOBAL参照料金、Google Workspaceは日本向け料金と確認対象が異なるため、金額をそのまま比べず、利用時の対象市場と最新の公式条件を確認してください。
フォームを受け付けの入り口にし、決済、承認、署名、PDF処理までフォーム側でつなげたいならJotformが候補です。ただし、月間送信数と保存量など、使い方に関わる複数の上限を見積もる必要があります。
回答をGoogle Sheetsで扱い、DriveやWorkspaceの管理と合わせたいならGoogle Formsが候補です。外部向けに配布するときは、1人1回やファイルアップロードのログイン条件、フォームとSheetの権限をあわせて確認します。
最後は、作りたい質問の種類よりも、回答の取り込みから後続処理までの流れで決めると、選び分けやすくなります。
Q.無料から試せる?
A.どちらも無料の入口があります。JotformはStarterにフォーム数や月間送信数などの上限があります。Google Formsは個人利用と、組織でのGoogle Workspace契約を分けて考えます。
Q.回答をGoogle Sheetsで管理したいときは?
A.Google Formsは回答をlinked Google Sheetsにつなげられます。運用時は、フォームとSheetの共有権限をそれぞれ確認してください。
Q.決済や申請承認もまとめられる?
A.Jotformは決済の受け付け、承認手順、電子署名を送信後の処理に組み込めます。Google Formsは標準の決済機能を持たないため、決済が必須ならこの違いを先に確認します。
確認日: 2026-07-26(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)
Jotform
Google Forms